てみせ
私は専門学校時代、ネタ合わせかネタ見せか授業の時しか学校におらず
おおとがりの私はネタだけをせっせと作ってた
周りは授業が終わると当時堀江の近くに学校があったので遊びに行ったり買い物に行ったりして楽しく過ごしていました(卒業した後本当に後悔した)
学生なんだから楽しんだらいいのにそんな事も何も気づかないうちに卒業間近になり学内オーディションが開かれた。
いろんな事務所から声をかけて頂いたのに
おおとがりの私は「よしもとしか興味ありません」とはっきり断っていた
今考えるととんでもないヤバいやつでした
今の自分が昔の自分をみてもめちゃくちゃ嫌なやつ
たった芸歴2年くらいのペーペーのやつ
当時そんな断り方をしても全然気にしてはいなかったけど
オーディションをやった次の週
オーディションとは別に学園のグループの超お偉いさんの前で
ネタを披露することになった
行ってた専門学校は職種は違えど全国各地に点在しておりそのグループ会社のトップ
総長と呼ばれるひとがその中にいた
漫才ブームを作った人
レジェンド
この業界で知らない人はまずいないくらい有名な方
そのネタ披露はなぜ行われたかはっきりとした理由はもう覚えてないけど
当時自信のあったネタは完膚なきまでに否定され
ムカついた私は「もう一本やらせてください」と急遽2本ぶつけたけど
結果評価は変わることがありませんでした
完全否定
言われた直後めちゃくちゃ怒りまくっていたんですが
冷静になってだいぶ時間経ってから言われてた事が理解できた
いろいろ勘違いしてたこと
変に伸びてた鼻はボキボキに折れた
その後何年かに一度お会いする事がありましたが、なかなかネタをみて頂ける機会がなく
こんなしがない芸人の事忘れているとは思いますが
もう一回今やってるものみせたらなんて言うて頂けるか
オーディションでネタみせがある度に
思い出す
あと当時激イタやった自分を思い出して
1人恥ずかしなる。